心房細動は心原性脳塞栓症の原因。早期発見のために

脈が飛んだり動悸がしたり、よくあることとして軽視されがちな「不整脈」。しかし、時には命に関わる恐ろしい病気を引き起こす可能性があることをご存知ですか。脳梗塞の約15%を占めると言われ、救命できたとしても要介護2~5となる重篤な後遺症が残る「心原性脳梗塞栓症」もその1つ。 発症のメカニズムや危険性、そして早期発見のための心電図測定について紹介します。

心原性脳塞栓症の原因となる可能性がある「心房細動」

不整脈の一種である「心房細動」では、拍動が乱れて心臓の心房がけいれんする様に動いて血液が心臓内に停滞します。症状が軽いことも多く、かつては一時的なものとして軽視されがちでした。しかし近年、血液が停滞することで心臓内に血栓ができ、それが突然脳動脈に流れ込んで、脳梗塞(心原性脳塞栓症)を引き起こす可能性があることがわかってきました。

重篤な症状に至る危険性が高い「心原性脳塞栓症」

「心原性脳塞栓症」は、他の脳梗塞(アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞など)に比べて重篤化の傾向があります。心房細動で生じた大きな血栓が脳の太い血管を急に詰まらせ、他の脳梗塞よりも影響範囲が広いためです。結果、意識障害や重度の麻痺を引き起こし、一回の発症で死亡、または寝たきりになることもあります。

心房細動の発見には定期的な心電図測定を

心房細動は65歳以上の高齢者の男性は10人に1人が診断される症状です。気づかれないことも多く、放置すれば心原性脳塞栓を引き起こすリスクが10倍以上になるといわれています。早期発見のためには定期的な心電図チェックが必要です。とはいえ、頻繁に病院に通うのは煩わしく、必ずしも診察時に異常が生じるとも限りません。日々の生活の中で心電図チェックをするためには、コンパクトで携帯型心電計の利用が効果的です。

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